新聞掲載情報
熊本日日新聞 2007年8月18日号 掲載
- 2007年8月18日(土) 新聞掲載
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熊本日日新聞社の「熊本日日新聞」に、アイウォールがものづくり日本大賞優秀賞を受賞した事で、弊社の職人 金刺 潤平氏とアイウォールについての記事が掲載されました。(以下記事より抜粋)
環境に優しいイ草壁紙開発
ものづくり日本大賞優秀賞に
製造過程で廃棄物ゼロ/化学物質も吸着
畳表製造時に破棄されるイ草を使った壁紙の開発・実用化で、水俣市袋の和紙職人 金刺潤平さん(四七)が政府の「第二回ものづくり日本大賞」優秀賞に選ばれた。壁紙は製造過程で廃棄物を出さず、使用時も空気中の化学物質を吸着する優れもの。金刺さんは「水俣病事件から学んだ環境や人にやさしいものづくりが評価してもらえた」と喜んでいる。
金刺さんは、県産(熊本県産)イ草の用途を広げようと十五年ほど前、イ草の和紙づくりを始めた。しかし原料になるのは表皮だけ。約七割を占める髄(星状細胞)は廃棄物にしかならず、「環境への負荷が大きく、水俣でやる仕事ではない」と和紙の商品化をあきらめかけた。
転記は六年前。地元の袋小学校が新築される際、保護者から「子供の生活環境に適した壁紙はないか」と相談され、あらためてイ草壁紙の開発に着手した。研究を重ねた末、湿度を調節し、ホルマリンなど化学物質を吸着するイ草の髄を壊さず表皮と分離することに成功。髄と補強用のパルプを混ぜ合わせた壁紙を完成させた。
その結果、「表皮は和紙に、髄は壁紙に」という廃棄物ゼロのものづくりが実現。イ草は燃えにくく抗菌性があり、製造工程でも薬品や加熱処理が不要になった。製品は袋小学校舎などの公共施設で採用されたほか市販(茶屋の本工房でのみ取り扱っております。)もしている。
金刺さんは「水俣病患者や行政など周囲が応援してくれたおかげ。これからも環境にこだわった製品を世界に先駆けて発信していきたい」と話している。





